1951年、大阪生まれ。関西学院大学卒。
15才よりギターを始める。1977年、スペインに渡りフラメンコギターの巨匠マヌエル・カーノに師事。1978年、グラナダにて第1回リサイタル。1982年より毎年1か月単位でスペインへ渡り、90年1月マヌエル・カーノが亡くなるまで師事を続ける。
1986年、日本人として初めての自作のフラメンコギター協奏曲を発表、大阪シンフォニー管弦楽団と共演。
1988年、全曲オリジナルのフラメンコ曲を収録のCDアルバム『迷路』を発表。以後、『夢の窓』『スペインの魅惑』など発売し、2015年発売の「麗しのグラナダ」は11枚目のアルバムで、積極的な創作演奏活動を続け、1998年にスペインで発刊された「フラメンコ大百科事典」に日本を代表するフラメンコギタリストとして紹介されている。
1994年にフレット付き卓上ハープ「ギタルパ」を発案開発し特許証取得。2010年から演奏活動を開始。コンサートフラメンコギターと共に、ギタルパの音楽と楽器の普及を目指す。2003年11月、川西市民文化賞受賞。
自作のフラメンコ曲やオリジナル曲を中心に、クラシックをはじめ、スペイン中南米の民謡から日本の歌などにも及ぶ幅の広いレパートリーで、コンセルティスタ(独奏家)として全国で数多くのコンサートを行ない、スペイン・ドイツ・アメリカなど国際的な舞台での活躍も多い。
2004年からは毎年、サラマンカ・アルメリア・グラナダ・コルドバ・トレドなど、スペイン各地でコンサートを続けている。
|